副露を含めて 4 枚使いの牌がある手牌で置換数を誤計算する

[Apricot-S]

参考: nekobean/mahjong-cpp#26

副露牌 (露地牌) を 4 枚使いの判定に含む場合に、以下の手牌の置換数を誤計算する

• 9m9p569s [999m] [999p] [999s] : 置換数の理論値 3
• 東東白發中 [中中中] [發發發] [白白白] : 置換数の理論値 3
• 13556z [111z] [333z] [666z] : 置換数の理論値 3

現在以下の関数で色ごとの部分置換数を補正しているが、これを修正する必要がある。

xiangting/src/standard/calculate.rs

Lines 83 to 92 in 89172de

	fn modify_number(replacement_number: u8, necessary_tiles: u16, four_tiles: u16) -> u8 {
	const MAX_REPLACEMENT_NUMBER: u8 = 9;
	let remaining_necesaary_tiles = necessary_tiles & !four_tiles;
	if replacement_number != 0 && remaining_necesaary_tiles == 0 {
	MAX_REPLACEMENT_NUMBER
	} else {
	replacement_number
	}
	}

[Apricot-S]

問題の重要性について補足

• 副露牌 (露地牌) を 4 枚使いの判定に含む場合でも、置換数 2 を 1 と誤計算することはない (1 向聴を聴牌と誤認しない)
• 置換数の誤計算は常に小さくなる方向に誤計算される

以上により、本ライブラリが念頭においている麻雀対局シミュレーターでの利用においては
本問題は支障をきたすことはない。

麻雀対局シミュレーターでの利用例

• プレイヤーが立直可能かの判定
• プレイヤーが和了可能かの判定
• 荒牌平局時プレイヤーが聴牌宣言可能かの判定

また効率化のため、一度向聴数を計算した後は向聴数の分手出しを行うまで向聴数を計算しない